証券会社はこのように選ぼう
「日経225先物」という「先物」があります。これは、日本を代表する株価指数の「日経225」を原資産としている先物取引のことです。
日経225先物を取引する前には、まず証券会社に口座を作ります。これ無しでは、始まりません。
ここでは、証券会社の選び方と、オススメの証券会社を紹介します。
その前にすることは、自分のトレードスタイルを決めること。
一日に何回も取引する「デイトレード」なのか、翌日にポジションを持ち越す「スイングトレード」でいくのか。投資のスタイルを決めてください。
売買手数料もバカになりません。取り引きで損をしないためには、自分の投資方針がはっきりしているほど、投資運用コストを下げることができるのです。
そう考えると、証券会社は適当に選べませんよね。
ポイントとしては、まず売買手数料、そして最低証拠金を確かめます。他に、携帯電話で取引できるか・システムの約定スピード・口座の開設のしやすさ・リスク管理注文方法・ほかの投資商品(FXや株式など)と兼用できるか・提供される投資情報の豊富さ・・・こういったところに着目します。
おすすめの証券会社
具体的には、どこの証券会社がいいのでしょうか。
一回の取引手数料が最安なのは、オリックス証券や松井証券。取引手数料は、525円です。1回当たりの手数料が安いと、スイングトレードがしやすいですね。
デイトレード向けなら、日計りなら片道無料(決済時無料ということ)だったり、一日の取引上限が決まっているところがお得となります。
トレイダーズ証券は、売買手数料1785円で、片道無料なので、実質892.5円です。一日の上限が10.5万円に制限されているので、いくら取引しても最大で10.5万円で済むというのがいいですね。また必要証拠金も最安値のSPAN(R)証拠金×1.0となっています。
ひまわり証券は、売買手数料1890円で片道無料、かつ一日の上限が5.25万円となっています。これもデイトレに向いています。
それ以外では、楽天証券あたりはどうでしょうか。投資用ツールとして高い評価を受けている「マーケットスピード」を無料で使えるのです。
最初はひとつの証券会社だけでいいと思いますが、慣れてきたら、いくつか別の証券会社に口座を作って資金を分散させましょう。これは、証券会社のシステムがダウンして、取引ができなくなることを防ぐためのリスクヘッジです。
先物の場合、反対売買が簡単にできるので、こういうときは便利ですね。